なんでもないひ

6日目

「にゃー」
「イギリスー」
「んー?どうした」

「にゃー」
「イーギーリースー」
「だから、何だって」

「にー」
「好きなんだぞ」
「んー」

「にゃおー」
「好きだよー」
「そうか」

「にゃうー」
「すきー」
「それは分かったから」

「にゃぁにゃぁにゃぁ」
「すきすきだいすきー」
「ああ!ったく分かったから向こう行ってろって」

「なぅ!」
「冷たいんだぞ!」
「そうじゃなくて、危ないから向こう行けって」

「にぅ」
「むぅ」
「ほら、分かったら向こうでおとなしく……」

「にゃぁー!」
「どーん!」
「うおっ。危ないだろ! 突進してくるな、ばかぁ」

「にゃぅ」
「話を聞かないのが悪いんだぞ」
「こっちは火使ってるんだって。やけどするぞ」

「にぃ」
「それ、煙出てるぞ」
「あー!くそ、お前がちょっかい出すから焦げただろ」

「に!」
「俺のせいにしないでくれよ!」
「完っ全にお前のせいだろ!」

「にゃう」
「君が料理を焦がすのは今に始まったことじゃないだろ」
「うっせ。ほら、出来たから行くぞ」

「にゃぉ?」
「兵器がかい?」
「昼飯だって!」

「にゃぅ……」
「仕方ないから食べてあげるんだぞ……」
「人がわざわざ作ってやってるってのに……」

「にゃ!」
「不味いものを不味いって言って何がいけないんだい!」
「お前本っ当に可愛くねぇ!」



「にゃあ」
「イギリス」
「今度は何だ」

「にぃ」
「好きだよ」
「分かってるって言ってんだろ、ばぁか」


彼が困ったように、照れたように、そしてどこか嬉しそうに微笑んだ。




今回はちょっとだけ趣向を変えて。
二週間の期限付きの中でやらせたいことは沢山あるけど、
こんなどうでもいいことをやってる日もあっていいと思うのです。(07/13)